発酵と代謝研究会:技術開発支援活動:財団法人バイオインダストリー協会
本研究会は、昭和32年に創設された「アミノ酸・核酸集談会」を平成2年4月にJBAが継承し、その名称を変更したものである。対象は狭義の発酵のみならず、近年のバイオテクノロジー全般も対象としている。
平成23年度活動
◆平成23年度発酵と代謝研究会シンポジウム
「糸状菌で描く日本復活への道」ー物質変換・食品・エネルギー・創薬ー
平成23年度の発酵と代謝研究会シンポジウムは平成23年9月16日(金)に鉄鋼会館(東京)にて開催した。
本研究会では、アミノ酸・核酸をはじめとする有用物質の発酵生産・代謝と利用に関連する研究を紹介する講演会を開催してきた。
今春の東日本大震災やそれに続く原発事故は、科学技術に対する信頼を大きく揺さぶっている。しかし、わが国の得意とする科学技術分野に根ざすバイオ産業は、今後も復興の先導役を担えると考える。その中で、糸状菌の工業的活用は、伝統的な醸造業をはじめとして、わが国の突出した技術であり、新しい展開も広がっている。
そこで今回のシンポジウムでは、対象を糸状菌に絞込み、その最先端のご研究のご紹介いただいた。
シンポジウムは聴講者69名を集め、食品はもちろん、有用物質の発酵生産・代謝と利用、エネルギー、創薬まで取り上げ、熱い質疑応答が行われた。 交流会では、(株)佐浦様よりご提供いただいた美味しい「純米吟醸 浦霞 禅」、「純米生酒浦霞」をたっぷりと堪能することができた。
(株)佐浦様にはこの場をおかりして、心からのお礼を申し上げたい。
猫は、出生時にどのくらいの重さですか?
写真:(左)北本会長、(右)会場風景
プログラム:
【座 長】北本勝ひこ(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)、伊藤久生(味の素(株))
・挨拶 発酵と代謝研究会会長 北本勝ひこ
・麹菌のアミラーゼ生産制御の分子機構」
東北大学大学院農学研究科 教授 五味 勝也
・「しょうゆ麹菌のゲノム解析」
キッコーマン(株)研究開発本部 環境・安全分析センター長代理 半谷 吉識
・「糸状菌ゲノムの革新的発現にもとづくシンセティックバイオロジー」
静岡県立大学大学院薬学研究科 准教授 渡辺 賢二
・「有用脂質生産性糸状菌の代謝工学的研究」
京都大学大学院農学研究科 助教 安藤 晃規
・「セルロース分解微生物トリコデルマ・リーセイ日本型系統樹進化の謎とさらなる進化」
長岡技術科学大学 准教授 小笠原 渉
・「東日本大震災における我が社の現状と今後、そして研究へ望むこと」
(株)佐浦 研究室長 横山 直行
※当日の詳細レポートは後日掲載します。
下は交流会風景
平成22年度活動
◆平成22年度発酵と代謝研究会講演会
「日本バイオ・ものづくり研究の再興に向けて」
−アカデミアとインダストリー・新しい連携のスタートへ−
私は車の中で排尿から私の小さな犬をどのように停止しない
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。(2011.6.6更新)
和地正明先生報告資料は →こちら(会員限定)
◆平成22年度発酵と代謝研究会シンポジウム 「発酵−日本の底力−」
平成22年度の発酵と代謝研究会シンポジウムは「発酵−日本の底力−」と題して、平成22年10月1日(金)にパシフィコ横浜において、BioJapan2010の一部として行われた。
当研究会の原点に立ち返る意味で「発酵-日本の底力-」をタイトルとし、わが国のこの分野の最新の研究を、乳酸菌、酵母、麹菌、枯草菌という我が国において、実用的にも重要かつ代表的な微生物と、とくに日本のものづくりにおいて重要な菌種であるコリネ菌についてそれぞれをご専門とする先生方にご講演いただいた。聴講者196名を集め、盛況のうちに終了した。
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。
平成21年度活動
◆平成21年度発酵と代謝研究会シンポジウム 「広がる微生物の世界」
犬は泳ぐのですか?
平成21年度の発酵と代謝研究会シンポジウムは「広がる微生物の世界」と題して、平成21年7月10日(金)に鉄鋼会館(東京)において行われた。
「広がる微生物の世界」のシンポジウムテーマが表しているように、コア(海洋底堆積物)、ゲノム工学、タンパク質工学、微生物分類学、医薬品製造から酵素・微生物バイオ電池と多様な話題を扱い、対象はものづくりからエネルギーまで、微生物種もアーキア、枯草菌、黒麹菌、大腸菌まで幅広く取り上げた。
参加者もバラエティに富み、アカデミア、化学、製薬・医療、食品、環境・エネルギー、機器・情報、エンジニアリング、商社・サービス、公的研究機関、ベンチャーから76名の参加者を得て、盛況のうちに終了した。
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。
平成20年度活動
◆平成20年度発酵と代謝研究会シンポジウム 「微生物機能の解析技術とその応用」
平成20年度の発酵と代謝研究会シンポジウムは「微生物機能の解析技術とその応用」と題して、平成20年7月18日(金)にメルパルク仙台において行われた。
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。
平成19年度活動
◆平成19年度発酵と代謝研究会シンポジウム 「アミノ酸発酵誕生50年」
L-グルタミン酸がはじめて発酵によって生産されてからちょうど50年が経過した。JBA発酵と代謝研究会ではこれを記念して「アミノ酸発酵誕生50年」と題したシンポジウムを7月13日に東京のホテルフロラシオン青山で開催した。
シンポジウムには約 140名の聴衆が集まり、アミノ酸発酵の歴史から将来まで幅広い内容の講演を聴講し、ディスカッションを行った。
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。
平成18年度活動
◆平成18年度発酵と代謝研究会シンポジウム 「微生物の新しい機能と代謝」
発酵と代謝研究会が主催するシンポジウムが標記テーマの下、7月7日、福岡市(福岡リーセントホテル)にて約150名の参加を得て開催された。
はじめに、堀之内末治副会長(東京大学教授)より挨拶があり、本シンポジウムの歴史等が紹介された。
特別講演は今中忠行氏(京都大学教授)により「南極地域由来新規微生物の探索」と題して行われた。
※当日のレポートは →こちらをご参照下さい。
→◆平成17年度以前の実績報告へ
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